桃から生まれたエンジニアよ!「桃太郎」に学ぶ、DevSecOpsと最強チームの作り方
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Jul 13, 2025

桃から生まれたエンジニアよ!「桃太郎」に学ぶ、DevSecOpsと最強チームの作り方

桃から生まれたDevSecOpsエンジニア、桃太郎!社内の脆弱性、それは鬼ヶ島!古びた関数と不安を抱え、仲間を募り、きびだんご作戦開始!猿、犬、雉、最強のセキュリティチーム結成!SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティング…鬼の大群襲来!だが、桃太郎は屈しない!WAF、ファイアウォール、アクセス制御…次々と繰り出す必殺技!リアルタイム情報収集で鬼の動きを先読み!果たして、桃太郎はセキュアな未来を掴むのか?そして、おじいさんの関数、おばあさんの研修は…!?

桃から生まれたDevSecOpsエンジニア!~脆弱性発見への序章~

おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。

「今日はいい天気じゃのう」とおじいさん。

川辺でおばあさんが洗濯をしていると、ドンブラコ、ドンブラコと、大きな桃が流れてきました。

「まぁ、大きな桃だわ。おじいさんに見せてあげよう」

おばあさんは桃を家に持ち帰りました。

「これは驚いた!こんな大きな桃は初めてじゃ」

二人が桃を割ろうとすると、パカッと桃が割れ、中から元気な赤ん坊が飛び出しました。しかも、その赤ん坊は、生まれたときからセキュリティ意識の高い、将来有望なエンジニアの風格を漂わせていました。

「なんと!桃から子供が生まれたぞ!」

二人はこの子を「桃太郎」と名付け、大切に育てました。

桃太郎はすくすくと成長し、立派な若者に。そして、ある日、桃太郎は言いました。

「おじいさん、おばあさん、私は社内のシステムに潜む脆弱性(鬼ヶ島)を排除しに行きます!」

おじいさんは言いました。「鬼ヶ島は危険じゃぞ。わしの作った`checkForVulnerabilities_Ojisan()`関数で脆弱性をチェックしておけ」


function checkForVulnerabilities_Ojisan(system) {
  // チェックはするが、危険な部分は見て見ぬふり...
  console.log("一応チェックしたから大丈夫じゃろう");
  return "たぶん安全";
}

おばあさんも言いました。「あらあら、心配だわ。きびだんごをたくさん持っていきなさい。セキュリティ研修に参加すれば、もっときびだんごをあげるわよ」

桃太郎は、おじいさんの作った脆弱性チェック関数に不安を感じながらも、おばあさんの言葉に励まされ、鬼ヶ島(脆弱性だらけのシステム)へと旅立つことを決意するのでした。

第1章の挿絵

きびだんご作戦開始!~セキュリティ専門家のスカウト~

桃太郎は、鬼ヶ島(脆弱性だらけのシステム)へ行く前に、仲間を集めることにしました。おばあさんからもらったきびだんごをリュックに詰め込み、意気揚々と出発します。

しばらく歩いていると、木の上で軽快にコードレビューを行う猿に出会いました。

「君はセキュリティテストに詳しいそうじゃな。私の仲間にならないか?」

猿は言いました。「報酬次第だね。きびだんごは何個くれるんだい?」

桃太郎はきびだんごを1つ差し出しました。「これは、AWS認定セキュリティ – 専門知識の資格取得と引き換えだ」

猿は飛びつきました。「よし、乗った!俺の`monkey_security_test()`で脆弱性を見つけてやる!」


function monkey_security_test(targetSystem) {
  // 巧みな技でセキュリティホールを洗い出す
  const vulnerabilities = scanForVulnerabilities(targetSystem);
  return vulnerabilities;
}

次に、桃太郎は地面を嗅ぎ回り、ログファイルを解析している犬を見つけました。

「君はセキュリティツールの扱いに長けているようじゃな。私の仲間にならないか?」

犬は言いました。「きびだんご次第だな。美味しそうな匂いがするぞ」

桃太郎はきびだんごを2つ差し出しました。「これは、Certified Ethical Hackerの資格取得と引き換えだ」

犬は尻尾を振って喜びました。「わかった!俺の`detectIntrusion_dog()`で侵入者を検知してやる!」


function detectIntrusion_dog(logs) {
  // 鋭い嗅覚でログを解析し、侵入を検知
  const intrusionDetected = analyzeLogs(logs);
  if (intrusionDetected) {
    alert("侵入を検知しました!");
  }
}

最後に、桃太郎は空からセキュリティ情報を集めている雉を見つけました。

「君は情報収集に長けているようじゃな。私の仲間にならないか?」

雉は言いました。「きびだんごは何個くれるの?最新の脅威情報が欲しいわ」

桃太郎はきびだんごを3つ差し出しました。「これは、CompTIA Security+の資格取得と引き換えだ」

雉は羽ばたきながら言いました。「わかったわ!最新の脆弱性情報を`pheasant_threat_intel()`で提供するわ!」


function pheasant_threat_intel() {
  // 空から最新情報を収集
  const latestThreats = gatherThreatIntel();
  return latestThreats;
}

こうして、桃太郎は優秀なセキュリティ専門家である猿、犬、雉を仲間に加え、鬼ヶ島(脆弱性だらけのシステム)へ向かう準備を整えたのでした。

第2章の挿絵

鬼ヶ島強襲!~脆弱性診断と対策実施~

桃太郎一行は、ついに鬼ヶ島(脆弱性だらけのシステム)へ到着しました。荒れ果てたログイン画面、怪しげなエラーメッセージ…いかにも危険な雰囲気が漂っています。

「さあ、仕事だ!」桃太郎が号令をかけると、猿は早速脆弱性診断を開始しました。

「`monkey_penetrate()`開始!」


function monkey_penetrate(systemURL) {
  // 侵入テストツールを駆使してシステムの弱点を探る
  const vulnerabilities = penetrationTest(systemURL);
  reportVulnerabilities(vulnerabilities);
}

「おや?SQLインジェクションの脆弱性発見!クロスサイトスクリプティングも…これは大変だ!」猿は次々と脆弱性を見つけていきます。

「桃太郎さん、大変です!脆弱性が大量に見つかりました!」

「わかった!犬、システムの強化を頼む!」

犬は、セキュリティツールを駆使してシステムの強化に取り掛かりました。

「`dog_secure_system()`発動!」


function dog_secure_system(system) {
  // ファイアウォール設定、WAF導入、アクセス制御強化など
  implementFirewall(system);
  deployWAF(system);
  strengthenAccessControl(system);
  console.log("堅牢なシステムになりました!");
}

「WAFを導入し、ファイアウォール設定を見直し、アクセス制御を強化しました!これでだいぶ安全になったはずです!」

その間、雉は空から最新の情報収集を行い、桃太郎たちにリアルタイムで共有します。

「`pheasant_realtime_intel()`起動!」


function pheasant_realtime_intel() {
  // 最新の脅威情報をリアルタイムで取得・共有
  const intel = getLatestThreatIntel();
  shareIntel(intel, "桃太郎チーム");
}

「桃太郎さん、新たな脆弱性情報が入ってきました!鬼(脆弱性)の攻撃パターンが変化しているようです!」

「雉の情報のおかげで助かった!猿、犬、今すぐ対策を!」

こうして、桃太郎たちは、猿の脆弱性診断、犬のセキュリティツールによる対策、雉のリアルタイム情報収集を連携させ、鬼(脆弱性)に立ち向かうのでした。

第3章の挿絵

宝物ゲット!~セキュアなシステムと未来~

鬼(脆弱性)の大群との激闘を終え、桃太郎一行は安堵のため息をつきました。

「ふぅ…これでシステムは安全になっただろう」桃太郎は達成感に満ちた表情で言いました。

「さすが桃太郎さん!俺たちの連携プレーで鬼(脆弱性)を撃退できましたね!」猿は興奮気味に話します。

「`dog_check_security()`で最終確認だ!」


function dog_check_security(system) {
  // システムのセキュリティ状態を最終確認
  const securityStatus = finalSecurityCheck(system);
  if (securityStatus === "secure") {
    console.log("安全が確認されました!");
    return "宝箱の鍵";
  } else {
    console.log("まだ危険が残っています!");
    return null;
  }
}

「安全確認!宝箱の鍵をゲットだぜ!」犬は鍵を桃太郎に手渡しました。

宝箱を開けると、そこには貴重なデータ(宝)が!

「やった!鬼ヶ島(脆弱性だらけのシステム)から宝を持ち帰ることができたぞ!」

雉は空高く舞い上がり、喜びを表現します。「`pheasant_victory_dance()`!」


function pheasant_victory_dance() {
  // 喜びの舞で空を舞う
  for (let i = 0; i < 3; i++) {
    flyHigh();
    twirl();
  }
  console.log("めでたしめでたし!");
}

桃太郎一行は、宝を持って村へ帰りました。おじいさんとおばあさんは、桃太郎たちの活躍を喜び、セキュアなシステムの完成を祝いました。

「桃太郎、よくやった!これからはDevSecOpsをもっと推進せんとな」おじいさんは、`checkForVulnerabilities_Ojisan()`関数を反省し、`devsecops_implementation()`に乗り出すのでした。


function devsecops_implementation(){
  // DevSecOps導入!...とは言ったものの...
  console.log("とりあえず、Jenkins入れたからいいか...");
}

おばあさんは、きびだんごを山のように積み上げながら言いました。「あらあら、セキュリティ研修、もっと増やさなきゃね。でも、参加してくれるかしら…?」

こうして、鬼ヶ島(脆弱性だらけのシステム)は安全になり、村の人々は平和に暮らせるようになりました…たぶん。

第4章の挿絵
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